Rokupop

K-POPを中心に音楽についてなんだかんだ。

言語とJ-POP、C-POP、K-POPについて語ろうと思ったけどむしろ言語ってなんだっけ。

 

言語と音楽の密接な関係性、というお話をしたかった。

したかったんです。

過去形です。

でも、あまりにも知識がなさすぎました。

言語学難しすぎた、心が折れた。

言語ってなんだっけって気持ちになりました。

 

でも言語と音楽はどう考えても切り離せないものです。

そのくらい素人にだってわかる!

だから、心が感じたままにお話します!

努力はしたけどだいたい印象論だ!

文句あるか、ある奴は言ってみろ!

謹んで引き受けます、読んでくれてありがとう!

 

そもそも、日本の伝統的な詩である和歌はその名の通り歌です。

強いアクセントの少ない日本語に節をつけるとこうなるわけです。

 

吟じます。下ネタひどいから気をつけて。

 


お笑いコント・漫才動画 天津木村 いつものエ○詩吟

 

え?参照動画間違えてる?

まあ、でも言葉に節をつけるというイメージは湧いたと思います。

自分でもちょっと1ネタ吟じてみれそうな気がしますね。

 

日本の音楽の基はつまりこう言ったリズムです。

柔らかで平坦、優しくまろやかな音。

色に例えるならペールトーンですね。

某テレビで日本語を勉強中のロシアの女の子が、日本語は歌うようだと言っていましたが、

それもこういった柔らかい響きからくる印象なのだと思います。

 

さて、次は中国語について考えてみましょう。

個人的には涼やかでシャープな印象の言語です。

 

ディン・ダンさんのバラード。

 


丁噹-不是你的錯

 

わお、すげー美人!綺麗なバラード!

中国行かなくちゃ。

いや、その前に中国語について考えますよ。

 

『シャ』や『シュ』のような音がいっぱい出てきませんか。

こんな感じの響きなんです。

クールで透明感のある感じがするでしょ?涼やかでシャープでしょ?

色に例えるなら寒色系ですね。

4声という発音が存在して、中国語独特の発音のアップダウンが生まれています。

日本語にはない響きですね。

文法も日本語より英語やフランス語に近いので、

同じ東アジア圏の日本人から聞いても中国語はとてもエキゾチックな印象です。

 

最後に韓国語です。

跳ねるようなポップな印象の言語です。

 

Block Bにポップさを証明してもらおう!

 


블락비 (Block B) - HER MV

 

なんだか楽しくなってきましたね、難しいこと忘れられるね!

どうですか、跳ねるようなリズムにしっくりきてるでしょ。

 

韓国語は半濁音の響きが印象に残りますね。

また、発音にも平音、激音、濃音があります。

これが韓国語の独特のリズム感を生み出しています。

色に例えるなら、蛍光色でしょうか。

文法は日本語に近く、韓国語は日本人の最も習得しやすい言語と言われています。

簡単な単語を覚えるだけで少し聞き取れるようになるので面白いですね。

おっと、話が逸れましたが、近い文法と、似た音で同じ意味の単語もたくさん存在していて、日本人にとっては近いと感じる言語ではないでしょうか。

いや、むしろ近い部分が多いからこそ、違いが目について遠いと感じるかもしれませんね。

 

また、中国語、韓国語に共通することですが、子音だけの音が存在する特徴があります。

こういった特性はリズム感が生まれるのでアップテンポの曲やラップなどで有利に働きます。

逆に、日本のように全ての音に母音がつく場合、どの音でも伸ばせるので、ゆったりとしたバラードなどに有利に働きます。

面白い違いですね。

 

ここまで比較してみていかがだったでしょうか。

参照動画の方向性がバラバラすぎて、比較がしにくい?

吟じますじゃわかんねーよ?

それなら、同じ曲で比較してみましょう。

 

Super Junioerの兄さんことイェソンさん。日本語から。

 


S.M. THE BALLAD Vol.2 (에스엠 더 발라드)_僕のせいだよ (Blind)_Music Video (JPN ver.)

 

心がじゃわめいて~

可愛いから許す。

 

韓国語も。

 


S.M. THE BALLAD Vol.2 (에스엠 더 발라드)_내 욕심이 많았다 (Blind)_Music Video (KOR ver.)

 

中国語版はチョウミさんが歌ってます。きゃー、オンニかっこいいー!

 


S.M. THE BALLAD Vol.2 (에스엠 더 발라드)_太贪心 (Blind) Music Video (CHN ver.)

 

うーん、それぞれとても印象が変わりますね。

やっぱりこのバラードだと日本語が好きかな、いやどれも捨てがたいな。

そう、今回のお話に結論をつけるとしたら、結局あれです。

みんなちがってみんないい。

皆さんはいかがだったでしょうか?

言語の、言葉の音の響きをたくさん楽しんでくださいね。