SHINeeとジョンヒョンが好き
こんにちは、お久しぶりです。
ジョンヒョンが居なくなってしまってから、もう一週間が経ったんですね。
いまだに信じられず、いまだに向き合えず、いまだに息ができずにいる気分でいます。
私と同じ状況の方も、きっとたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな中、彼の音楽について私が好き勝手に書くのは、誰かを傷つけるかもしれないと言う考えもありました。
それでもこの記事を書こうと思ったのは、彼のことが過去になる前に、今『ジョンヒョン』と言う名前を検索する方が多いであろう時に、彼の音楽を知ってくださる方が一人でも増えてくれればと言う考えからです。
いつも申し上げていることですが、私は音楽の知識もなく、ただ好き勝手を言うしかできません。
けれど、本当に彼の歌声も、彼の作る曲も、彼の描きあげる歌詞も、どれもが素晴らしいものです。
それだけは間違いありません。
どうか、誰かに届きますように。
今回はソロ曲をご紹介しようと思います。
Zion.Tの記事を書いた時にも貼りましたが、私はこの曲を紹介せずには居られません。
JONGHYUN 종현 '데자-부 (Déjà-Boo) (feat. Zion.T)' MV (Showcase Stage @SMTOWN THEATRE)
ジョンヒョンのソロデビューはダブルタイトルでしたが、私はこちらが好きでした。
軽快でおしゃれで、聴きながら道を歩きながら聞けば思わずリズムに乗ってしまうような曲です。
囁くように歌うところが一番好きです。
もう単純に好きです。
これを言うのも二度目ですが、この曲が『BASE』は間違いなく名盤ですので、ぜひお手に取って見てくださいね。
JONGHYUN 종현 '할렐루야 (Hallelujah)' Dance Practice
眠れない日には同アルバムの『Hallelujah』の神秘的なまでに優しい歌声や『Love Belt』の甘く緩やかなサウンドと一緒にベッドに入るのもオススメです。
次は正規1集『She Is』のタイトル曲を。
可愛くないですか、すごく可愛くないですか。
歌詞もとても可愛い。
『僕はそういうのが好き、僕はそういうのが好き』と。
彼女自身が良いと思わない部分でも、彼は好きだと。
明るく可愛い曲ですが、誰かのコンプレックスまで肯定してくれる彼は、本当に優しい人だと思います。
彼は、なんて美しい世界を見て生きているのだろうと思わずにいられませんでした。
可愛くて、可愛くて、愛しくて、美しい曲。
同アルバムから、もう一曲。
JONGHYUN 종현_Comeback Stage 'White T-Shirt'_KBS MUSIC BANK_2016.05.27
もともと、次何かを更新するなら『サビに歌わない』と言うテーマで書こうかなと思っていました。
少し前からの洋楽のトレンドで、その雰囲気が少しずつK-POPにも輸入されていると言う、そんな感じのお話をできたら面白いかなと。
その時に扱おうと思っていたのが、この『Wite T-Shirt』です。
52秒くらいからを聞くと『It’s your Wite T-Shirt』と言う歌詞があって歌声が入るものの、その部分では声も一つの楽器として溶け合って、一つの印象的な音を作り上げている印象です。
歌詞の後のサウンドを主役にするような、それでいて最後に頭に残るのは彼の声のような。
とても絶妙です、かっこいい。
アジア的なサウンドも、EDM、あるいはその流れをくむ音楽のトレンドをきちんと掴んで、このアルバムの中でもっとも『今らしい』曲だったと思います。
とりあえず何を言っても『かっこいい』の一言に集約できてしまうのですけれど!
『She Is』もどう考えても名盤ですし、『BASE』より少し大人っぽい雰囲気の曲が増えたし、声にもより艶が増したように感じられます。
ぜひ、夜に聞いて見てほしいアルバムです。
最後に『Lonely』を。
JONGHYUN 종현 'Lonely (Feat. 태연)' MV
聞くたびに苦しくなってしまうから、彼を愛している方に今この曲をきいて下さいとは言えません。
きっと、これから彼を愛する方も苦しいでしょう。
でも、優しい曲です。
彼はこのアルバムを『自分を説明するようなアルバム』だと言っていました。
だからそこには彼が語りたかった、誰かに気づいて欲しかった痛みが込められているのだと思います。
けれど、それだけだと思わないでほしいのです。
彼が本当に音楽を通じて表現したかったことは何か、考えてほしいのです。
ただ苦しいと、痛いと言いたいだけの人間が、こんなに美しい曲たちを作るでしょうか。
私は、そうは思えないのです。
彼は自分の抱えている痛みを誰かの慰めに変えようと努力していたのではないでしょうか。
誰かの心を救って、寄り添いたいと、そんなことを願う言葉たちにあふれた曲を、ただ彼の苦しみや悲しみだと捉えて欲しくはないのです。
もちろんここで語ったことは全部私の想像にすぎませんが、それでも、彼の作る曲にある優しさを正面から、ただ純粋に受け取ってほしいと願うばかりです。
最後はどうしても辛い話になってしまいましたね。
ただ、彼の作る音楽の美しさを語ろうとだけ思ったのに。
本当に、本当にとても偉大なアーティストで、優しく綺麗な心を私たちに分けてくれる人で、きっとこれからもそうであり続けてくれるのだと思います。
心から感謝と、そして哀悼を。
27年間、彼が幸せだと感じる瞬間が1秒でも一瞬でも多くあったことを願っています。
ジョンヒョン、お疲れ様でした。
これからも、たくさんの人がずっとあなたの音楽とともに生きていける世界であることに感謝します、ずっとずっと感謝し続ける私でいられるよう、忘れないように生きていきます。
いつか、ただSHINeeの好きな曲を紹介するだけの記事も書いて見たいと思います。
気が向いたら一緒にSHINeeの話をしてくださいね!